2025.11.07

コーディング

Shopifyの機能一覧を解説!オンラインストア構築と導入メリットを紹介

Shopifyの機能一覧を解説!オンラインストア構築と導入メリットを紹介

 

オンラインストア(ECサイト)を構築できるASPにはさまざまな種類がありますが、とくに人気が高いのが「Shopify」です。

しかしShopifyでどのようなことを実現できるのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、オンラインストアを構築する前に知っておきたいShopifyの機能を一覧表で解説します。Shopifyを用いるメリットや注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

Shopifyとは

Shopifyとは

出典:Shopify公式HP

Shopifyはオンラインストアの構築・運営ができるASPの一種で、専門的なプログラミング知識がない方でもオンラインストアを構築できるサービスとして注目されています。

ASP(Application Service Provider)

アプリケーション(ソフトウェア・稼働環境)を、インターネット経由で提供するサービスのこと。サービスプロバイダー側がサーバーを用意し、システム全般を管理しているため、手軽に導入しやすいことが特徴。

オンラインストアをゼロから構築するとなると、サーバーの準備、システム設計、決済機能の実装など多岐にわたる工程が必要です。そのため制作着手から公開まで、半年〜1年以上かかるケースも珍しくありません。

しかしShopifyを活用すれば、比較的短期間のうちにオンラインストアを構築できます。また、ASPの特性上、管理が簡単なため、多くの会社がShopifyを活用しているのです。(Shopifyを利用して開設されたショップは数百万を超えるともいわれています)

Shopifyの機能一覧

ShopifyはASPの特性を活かし、さまざまな機能を提供していることが特徴です。しかし数が多すぎて全貌を掴めず、導入すべきかどうか判断できないという方もいるでしょう。

そこでまずは、オンラインストアを構築する方が知っておくべきShopifyの機能を厳選して紹介します。

機能概要
オンラインストア構築オンラインストアに必要な機能が一通り提供されているため、ゼロからサイト構築するより圧倒的に短期間で公開できる
チェックアウト・決済「Shopifyペイメント」を利用すれば、すぐに決済を受け付けられる
ワンクリックで購入を完了できるチェックアウト機能もあり
商品管理商品登録数・ストレージ容量が無制限で、商品ページを作りこめる
スタッフアカウント各種情報へのアクセス権限をスタッフごとに管理できる
コラボレーターアカウント外部パートナーに制限付きアクセス権を付与できる
テンプレート・テーマデザインやサイト制作の知識がない方向けに、テンプレートテーマも用意されている
販売チャネルFacebookやInstagramなどのSNS、WordPressなどで制作した外部サイトに、販売チャネルを展開できる
在庫管理販売可能な在庫数量だけでなく、小売店舗・倉庫など複数のロケーションの在庫管理も可能
ドロップシッピング(Shopify Collective)Shopifyを使用しているサプライヤーの商品情報を利用したドロップシッピングが可能
ストア分析60種類以上のレポートを閲覧できる
税計算軽減税率(消費税)の設定も可能
カスタムドメイン独自ドメインを設定できるため、ブランディングしやすい
無料SSL証明書ECサイトに不可欠なSSLが標準装備
実店舗販売での決済スマートフォンやタブレットをPOSレジとして使用できる「Shopify POS」を利用可能
各種マーケティングツールメルマガ機能、クーポン機能、かご落ち防止機能などさまざまなツールを利用可能
外部アプリとの統合会計ソフトや在庫管理システムと簡単に連携
多言語対応・越境EC「言語翻訳機能」「通貨両替機能」など、越境EC機能が充実

それぞれの機能の特徴について、さらに詳しく見ていきましょう。

オンラインストア構築

まず前提として、Shopifyを利用すれば簡単にオンラインストアを構築できます。オンラインストアに必要な機能が一通り提供されているため、ゼロからサイト構築するより圧倒的に短期間で公開できることがポイントです。

チェックアウト・決済

チェックアウト・決済機能も、Shopifyの強みの一つです。

チェックアウト

オンラインストアで商品を購入し、支払いを完了すること。

Shopifyは「Shopifyペイメント」という決済機能を提供しているため、ショップ側が独自に決済会社と契約する必要はありません。管理画面から有効化すれば、すぐにVisaやMasterCardなどのクレジットカードはもちろん、Apple Pay、Paypalなどでの決済を受け付けられます。(ゼロからオンラインストアを構築する場合、ショップが決済会社と契約し、システムを導入する必要があります)

また、ワンクリックで購入を完了できるチェックアウト機能(Shopifyチェックアウト)も利用できます。Shopifyチェックアウトは自社ストアでの販売だけではなく、InstagramなどSNSでの販売時に利用できることもポイントです。

商品管理

Shopifyは商品登録数が無制限で、さらにストレージ容量も無制限であるため、商品数・画像ファイル数などを気にすることなく商品ページを構築できます。
商品ページを作りこむことも可能なため、コンバージョン率を向上しやすいことも特徴です。

スタッフアカウント

複数人でオンラインストアを管理する場合、セキュリティの観点からスタッフごとにアカウントを分けたいこともあるでしょう。

料金プランによって異なりますが、Shopifyではスタッフアカウントを追加することも可能です。商品ページや顧客データなど、各種情報へのアクセス権限をスタッフごとに管理できます。

コラボレーターアカウント

「オンラインストアを公開するからには、デザインなどにこだわりたい」という方も多いでしょう。このような場合に役立つのが、コラボレーターアカウント機能です。

コラボレーターアカウントとは、外部のデザイナーやコーダー、マーケティングコンサルタントなどに、制限付きアクセス権を付与できる機能です。

これはスタッフアカウントの上限にはカウントされないため、ストアの情報を守りつつ、外部パートナーに構築作業を委託しやすいことがポイントです。

テンプレート・テーマ

テンプレート・テーマ

出典:Shopify公式HP

Shopifyにはデザインやサイト制作の知識がない方でもオンラインストアが作れるよう、テンプレートテーマも用意されています。デザインなどにこだわらない場合は、既存テンプレートを使ってサイトを構築するのも選択肢の一つです。

ただしテンプレートで表現できることは限られるため、競合との差別化を図りたい場合や、自社の特色を表現したい場合は、プロのデザイナー・コーダーを頼るのがおすすめです。

販売チャネル

Shopifyには、販売チャネルをSNSやオウンドメディアなどへ拡張する機能もついています。

たとえばFacebookページの「Shopタブ」から商品を直接販売したり、Instagramの投稿に商品のタグを付けたりすることも、Shopifyの機能を活用して実現できます。

また、WordPressやSquarespaceなどの外部Webサイトに、Shopifyの購入ボタンを埋め込むことも可能です。

さらに、ストア関連の情報をGoogle Merchant Centerと自動的に同期できるため、Googleショッピングタブの検索リストに商品を無料表示したい場合にも役立ちます。

在庫管理

小売業に欠かせない在庫管理機能がついていることも、Shopifyならではの特徴です。

販売可能な在庫数量はもちろん、破損している在庫、予約済みの在庫、注文確定済みの在庫、入荷予定の在庫数などもマネジメントできます。
また、小売店舗や倉庫などの複数のロケーションで在庫を追跡しつつ、注文を適切に処理することも可能です。

ドロップシッピング(Shopify Collective)

Shopifyでは他のストアと提携し、Shopifyで互いの商品を販売できる「Shopify Collective」というドロップシッピング機能も活用できます。

ドロップシッピング

在庫を持たずに商品を販売するビジネスモデルのこと。小売店は販売のみ担当し、商品の梱包・発送はサプライヤーが代行する。

小売業者が「Shopify Collective」を活用する場合、Shopifyを使用しているサプライヤーから商品情報を提供してもらえます。在庫を持たず、すぐに商品の販売を開始できる点は大きなメリットだといえるでしょう。

一方、サプライヤーとしては、小売業者に商品情報・価格表を提供すれば、販売チャネルを増やすことが可能です。

ストア分析

Shopifyにはストア分析機能もついており、60種類以上のレポートを閲覧できます。カスタムレポートを作成することも可能なため、売上を増やす方法を考えやすいことが特徴です。

税計算

Shopifyには、消費税を設定する機能も実装されています。税込表示にすることはもちろん、軽減税率も設定できるため、食料品などを販売したい場合も安心です。

カスタムドメイン

オンラインストアを運営する場合、ブランディングのためにも、検索エンジンから高評価を受けるためにも、独自ドメインを設定することが望ましいです。

独自ドメイン

Webサイトの用途に合わせて、オリジナルの文字列を設定したドメインのこと。たとえば当サイトは、coding-army.jp という独自ドメインを設定している。

ASPによってはサブドメインしか登録できないこともありますが、Shopifyは独自ドメインを設定できることが特徴です。

サブドメイン

ある独自ドメインを、目的別に分割する際に使用するもの。△△.example.comのように、独自ドメインの前に文字列が追加される。

無料SSL証明書

SSL(Secure Sockets Layer)とは、Webブラウザとサーバーの間でやりとりする情報を暗号化する技術です。クレジットカードや個人情報を入力するオンラインストアを運営する際は、情報漏洩を防ぐために必ずSSLに対応しなければなりません。

Shopifyはサービスの一環としてSSLに無料で対応しているため、サイト運営者として特別な設定をしなくても、安全にショッピングしてもらえることが特徴です。

関連記事:ホームページをhttpsにするには?常時SSL化を導入する手順・メリットを解説

実店舗販売での決済

Shopifyはオンラインストアを構築するASPですが、実店舗販売での決済(Shopify POS)にも対応しています。スマートフォンやタブレットをPOSレジとして使用できるため、気軽にキャッシュレス化できることが特徴です。

各種マーケティングツール

Shopifyはマーケティング機能も充実しており、顧客セグメンテーション機能やメルマガ機能、クーポン機能、チェックアウト離脱リカバリー(かご落ち防止)機能なども標準装備されています。

マーケティングオートメーションも可能なため、少人数で効率的にオンラインストアを構築したい方にもおすすめです。

外部アプリとの統合

ShopifyはAPIを利用して外部アプリと統合する機能も充実しており、会計ソフトや在庫管理システムと簡単にデータを共有できます。Amazonや楽天市場と連携させることも可能なため、複数のオンラインストアを一元管理しやすいこともポイントです。

多言語対応・越境EC

Shopifyは「言語翻訳機能」や、価格を現地通貨に自動的に変換する「通貨両替機能」など、越境EC機能が充実していることも特徴です。

海外ドメインを設定すれば、その地域の通貨・言語にローカライズされたバージョンのオンラインストアを比較的簡単に作成できます。先述した「Shopifyペイメント」が、さまざまな国での決済に対応していることもポイントです。

さらに海外への配送手続きにも対応しているため、多国籍展開を考えている方こそShopifyを活用するといいでしょう。

料金プランごとの機能比較

Shopifyにはいくつかの料金プランがあり、それぞれ使える機能が若干異なります。

プランBasicGrowAdvancedPlus
月額費用4,850円13,500円58,500円最低2,300米国ドル(3年契約)
Shopifyペイメントオンラインの国内カード手数料3.55%3.4%3.25%2.9%
オンラインストア構築フル機能
チェックアウト・決済
商品管理
スタッフアカウント×515無制限
コラボレーターアカウント
テンプレート・テーマ
販売チャネル
在庫管理できるロケーション10200
ドロップシッピング(Shopify Collective)
ストア分析
税計算
カスタムドメイン
無料SSL証明書
実店舗販売での決済
各種マーケティングツール
外部アプリとの統合
多言語対応・越境EC

参考:Shopifyの料金プラン(2025年9月時点)

このように、ほとんどの機能はすべての料金プランで利用可能です。

ただし決済手数料がプランごとに大きく異なるため、毎月の売上見込みに応じてプランを選んでみてください。

Shopifyでオンラインストアを構築するメリット

Shopifyでオンラインストアを構築するメリット

ここまで紹介した機能をふまえると、Shopifyでオンラインストアを構築するメリットとしては次の6つが挙げられます。

  • Shopifyペイメントが標準搭載
  • ランニングコストが比較的安い
  • デザイン性の⾼いサイト構築が可能
  • アプリが豊富でカスタマイズ性が高い
  • Shopifyサーバーの安定性・安全性が高い
  • 越境ECに強い

これらを魅力的に感じる方は、ぜひShopifyの活用を検討してみてください。

Shopifyペイメントが標準搭載

Shopifyには決済機能「Shopifyペイメント」が標準搭載されているため、すぐに販売を開始できます。

そもそもオンラインストアをゼロから構築する場合、Webサイトの制作と別に、「決済システム」を導入しなければなりません。リンク型、トークン型、API型などさまざまな導入方法がありますが、いずれも手間がかかります。

また、決済システムを導入する前に審査を受ける必要があり、スムーズに審査に通るとも限りません。(たとえばクレジットカード決済の審査は通過したものの、Amazon Payは審査落ちしてしまった、というケースも珍しくありません)

一方、Shopifyペイメントなら、導入時の初期審査は不要です。管理画面から設定すれば、すぐに複数ブランドのクレジットカードで決済できるようになります。さらにApple PayやGoogle Pay、Amazon Payにも対応しており、さまざまな決済手法をスムーズに導入できることが特徴です。

参考:Shopifyペイメントとは

ランニングコストが比較的安い

Shopifyは比較的ランニングコストが安いこともメリットです。

たとえばフルスクラッチ型やオープンソース型のオンラインストアを構築する場合、自社でサーバーを用意する必要があります。さらに、Webサイト・決済システムなどの保守のためにエンジニアと契約しなければならず、最低でも月額数万円〜の費用がかかるでしょう。

一方、ShopifyはASPであるため、保守作業は不要です。サービス利用料も最低4,850円/月(Basicプラン)と、非常に安価に抑えられます。

なお、月額費用がさらに安い、もしくは無料のASPも存在しますが、そのようなサービスは決済手数料が5〜6%以上と高めに設定されているため、注意しなければなりません。一定の売上が見込める場合、月額費用+決済手数料を加味したランニングコストは、Shopifyがもっとも安くなるケースが多いです。

デザイン性の高いサイト構築が可能

ASPは簡単にオンラインストアが構築できることがメリットですが、決まった枠に商品情報を入れ込んでいくサービスが多く、あまり自由度は高くありません。

一方、ShopifyはASPでありながら、デザインの自由度が高いこともメリットです。デザインテーマを利用することはもちろん、LiquidやCSSを用いれば完全オリジナルのオンラインストアを構築できます。

Liquid

Shopify独自のテンプレート言語。Shopify独自のタグや変数を使うことで、商品情報などの動的データをWebページに直接組み込めることが特徴。

CSS

Cascading Style Sheetsの略。Webサイトの見た目を整えるための言語。

専門的なコーディング知識が必要となりますが、システム面はShopifyの標準機能を活用しつつ、フロント(ユーザーに見える部分)はオリジナルデザインで構築できることは、Shopifyならではのメリットといえるでしょう。

アプリが豊富でカスタマイズ性が高い

Shopifyには「アプリ」と呼ばれる追加機能が、数多く用意されていることもメリットです。

販売促進に役立つもの、SEO対策ができるもの、リピーター対策になるもの、業務効率化につながるものなど、Shopifyアプリの種類は数千以上に及びます。

他のASPと比べても追加機能が豊富で、カスタマイズ性が非常に高いことは、Shopifyの大きな強みといえるでしょう。

Shopifyサーバーの安定性・安全性が高い

Shopifyが世界中で使われている理由の一つとしては、サーバーの安定性・安全性が高いことが挙げられます。

たとえばShopify Plusの稼働率は99.98%と、非常に高い水準です。大規模なセールでも安定した運用が可能なため、他サービスでサーバーダウンを経験した店舗がShopifyへ移行することもあります。

また、機能一覧で紹介したとおり、Shopifyは全プランに常時SSLを適用しているため、ユーザー情報の漏洩リスクを最小限に抑えられます。さらにPCI DSSレベル1準拠の認証を受けているなど、客観的に安全性が認められていることも特徴です。

PCI DSSレベル

クレジットカード情報を扱う組織向けのセキュリティ基準のこと。レベル1はもっとも高度な基準。

越境ECに強い

Shopifyは越境EC機能が充実していることも特徴です。

そもそもオンラインストアを構築できるASPはさまざまな種類がありますが、海外からの決済に対応していないものも少なくありません。

一方、Shopifyは130を超える通貨に対応しているため、世界中に向けて販売できることがメリットです。また、Shopifyのアプリを使えばオンラインストアを主要言語に自動翻訳できるため、すぐに海外向けのサイトを構築できます。

海外発送時の送料設定、関税などの税金計算、送り状・インボイスの作成機能もあるため、越境ECに挑戦したい企業に必要な機能は網羅されているといえるでしょう。

Shopifyでオンラインストアを構築するデメリット・注意点

非常に多くのメリットがあるShopifyですが、次のようなデメリット・注意点があることも知っておきましょう。

  • 自力で集客する必要がある
  • 実装したい機能によっては専門知識が必要

それぞれ対策とあわせて紹介します。

自力で集客する必要がある

楽天市場などのモール型EC、Amazonなどのマーケットプレイス型ECと異なり、出店すれば自動的に顧客が流入するような仕組みはShopifyにありません。そのため売上を立てるためには、オンラインストアを構築後に自力で集客する必要があります。

たとえばSEO対策・SNS活用・広告運用・リピーター育成などのマーケティング施策を打ち、継続的に顧客が流入する仕組みを構築していきましょう。(Shopifyアプリには、これら施策に活用できる機能が揃っています)

実装したい機能によっては専門知識が必要

Shopifyはノーコードで運営することも可能ですが、高度なデザインカスタマイズや独自機能を追加したい場合には、HTML、CSS、JavaScriptなどの一般的な言語に加えて、Shopify独自のテンプレート言語「Liquid」の知識も必要です。

しかし、これら言語すべてに自社対応することは現実的ではなく、「Liquid」は扱えないというWeb制作会社も少なくありません。
そのためオリジナリティのあるオンラインストアを構築したい場合は、Shopifyに精通したWeb制作会社・コーディング代行サービスを頼るようにしてみてください。

Shopifyでオンラインストアを構築する流れ

それでは、Shopifyでオンラインストアを構築する流れについて見ていきましょう。

  1. ECサイトの企画
  2. Shopifyアカウントの作成
  3. オンラインストアの構築
  4. 送料・決済方法の設定
  5. マーケティングツールの設定
  6. サイト公開・運用

それぞれの工程ごとに、詳しく解説します。

ECサイトの企画

まずは、どのようなオンラインストアを構築したいのかを明確にします。
どのようなターゲットに、どのような点を訴求して商品を販売したいのかを決め、それをデザイン案に落とし込んでいきましょう。

Shopifyアカウントの作成

つづいてShopifyの公式HPの「無料ではじめる」から、Shopifyアカウントを作成します。

Shopifyアカウントの作成

出典:Shopify公式HP

アカウントを作成するとストアの管理画面が表示されるため、外部パートナーに作業を委託する場合は「コラボレーターアカウント」も作成しておきましょう。

オンラインストアの構築

コーディング代行会社にデザイン案を共有すれば、オンラインストアの構築は一任できます。
スムーズに制作を進めるためにも、写真やロゴデザイン、商品CSVデータなどは、あらかじめ整理しておきましょう。

送料・決済方法の設定

コーディング代行会社がオンラインストアを構築している間に、送料・決済についての設定を進めます。

送料については、管理画面の「配送と配達」から設定できます。初期設定では全国一律料金であるため、必要に応じて発送サイズごとの料金、発送先ごとの料金などを設定しましょう。

決済方法については、管理画面の「決済」から設定します。Shopifyペイメントを有効にすれば、クレジットカードやAmazon Payで決済してもらえます。(PayPayなど一部の決済方法は、個別に決済代行ツールを導入しなければなりません)

マーケティングツールの設定

各種マーケティングツールの設定も、あわせて進めておきましょう。

たとえば、Shopifyのマーケティングオートメーション機能を使えば、商品ページを離脱したユーザー、かご落ちユーザーなどにメッセージを送れます。(メッセージ用のテンプレートも用意されています)

また、Googleアナリティクス4 (GA4)やGoogleサーチコンソールなど外部の分析ツールも、管理画面から設定可能です。

サイト公開・運用

オンラインストアの構築が完了し、送料・決済方法・マーケティングツールの設定なども終われば、いよいよサイト公開です。

先述したとおり、Shopifyそのものには集客力がないため、ブログ記事を投稿したり、広告を運用したりして、見込み客を獲得しておきましょう。(ブログ・広告運用に使える機能は標準搭載されています)

Shopifyの構築・制作代行ならコーディングアーミーがおすすめ!

コーディングアーミーにおまかせ!

出典:コーディングアーミー

Shopifyに精通した専門家に相談したいと考えている方は、ぜひ「コーディングアーミー」にご相談ください。コーディングアーミーは次のような特徴を兼ね備えており、これまでに数多くのShopifyストアの構築に携わってきました。

  • テンプレート活用からカスタマイズ・アプリ開発まで対応
  • 別会社制作のECサイトリニューアル・更新も可能
  • サイト制作後のECサイト運⽤サポートも提供
  • 越境ECの制作も可能

それぞれの特徴について、詳しく紹介します。

テンプレート活用からカスタマイズ・アプリ開発まで対応

コーディングアーミーはHTML、CSS、JavaScriptなどはもちろん、Shopify独自の言語「Liquid」にも精通しています。

そのためShopifyが提供する公式テンプレートを活⽤したサイト構築から、ブランドに合わせたデザインカスタマイズまで幅広く対応していることが特徴です。

Shopifyアプリの導入・開発もご依頼いただけるため、⾒た⽬だけでなく機能⾯でも最適なオンラインストアを構築したい方は、ぜひコーディングアーミーへご相談ください。

別会社制作のECサイトリニューアル・更新も可能

コーディングアーミーは他社が構築したShopifyサイトのデザイン更新や構成変更、商品ページの追加・修正にも対応しています。
既存テーマを活かした微修正はもちろん、サイト全体の再設計まで対応可能です。

サイト制作後のECサイト運⽤サポートも提供

オンラインストアは構築して終わりではなく、その後の運用でも一定の専門知識が求められます。
コーディングアーミーは機能追加、ページのリニューアルなどの運用面もサポートしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

越境ECの制作も可能

コーディングアーミーはShopifyの強みを最大限に活かすために、グローバル展開を⾒据えた越境ECサイトの構築にも対応しています。

既存のECサイトを越境ECとしてリニューアルすることも可能なため、海外展開を検討している方にもおすすめです。

まとめ

Shopifyにはさまざまな機能が標準搭載されており、必要に応じて既存のアプリを追加したり、新規でアプリを開発したり、柔軟性が非常に高いことが特徴です。

そのためShopifyでオンラインストアを構築しておけば、基本的にはどのようなニーズにも対応できます。
また、テンプレートを活用すれば、ノーコードでオンラインストアを構築することも不可能ではありません。

ただし、オリジナルデザインや特別な機能を求める場合、ノーコードで対応できることには限界があります。本格的なオンラインストアを構築するためにはコーダーの力が不可欠であるため、ぜひShopify独自の言語「Liquid」にも精通しているコーディングアーミーへご相談ください。

コーディング代行のご依頼・ご相談・お見積もりは、
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